先輩は厚いリード、後輩は薄いリード?吹奏楽部あるあるクラリネットのリード問題を解決!

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春。新入生が入って、わくわくしている吹奏楽部クラリネットパートのみなさん、おめでとうございます!楽しいクラリネットライフを送ってくださいね!

さて、クラリネットと切っても切り離せないのがリード問題・・・

まつり
ということは、リードを制するものがクラリネットを制する・・・?!

そこで!様々な吹奏楽部へ指導へ行った際に私が出会った、リード問題と対する解決策を書きたいと思います。

 

リードが担う役割とは何なのかを知る

 

いくらいい楽器、マウスピース、リガチャーが揃っていても、リードがなければクラリネットの音は出ません。リードが振動することで初めて音が出るのです。

リードは植物の葦でできたものなので、その日の天候や湿度によって状態が変わります。リハーサル室で音出しして、本番のホールで吹いたら状態が全然違う!ということもあります。

リードを選ぶこともクラリネットを演奏する技術のうちの1つ。

いいリードがなかったから、いい演奏ができなかった…!ということのないように楽譜を見て練習する時間以外にも、リードと向きあう時間もしっかり取りましょう。

 

どの厚さがいい?

 

「3」や「3 1/2(さんはん、と多くの人は読みます)」の数字はリードの厚みを表す数値です。リードの裏にメーカーと番号が書いてありますね。

数字が大きくなるほど厚みが増し、リードが薄くなるほど、少ない息で振動させることができます。

 

どの厚さがいいのか問題、これについては物申したいことがありまして!!!

「先輩は厚いリード、後輩は薄いリード」と言われて、無理に厚いリードを吹いていたり、少し厚めのリードにすればもっといい音しそうなのになって思う生徒さんに出会うことがよくあります。

素直に息が入れば、リードはどんな厚さでもいいです。

先輩になったから厚いリードにしなくてはいけないなんて、絶対にありません。

ただ「後輩は薄いリード」は言い換えると一理あります。
薄いリードは息が入りやすい=少ない息でもリードが振動しやすいので、楽器を始めたばかりの初心者の人が音を出す練習をする助けになります。目安としては2半、3番くらいかな?

だからと言って、1年生は薄いリードをずっと使えばいいわけではありません。

薄いリードはほんの少しの息の変化でも反映されやすいので、コントロールするのが難しいということでもあります。

厚いリードの方が、クラリネットらしいふくよかであたたかな音が出そうな気がしますが(私も中学生の頃はそう思って、無理して4番のリードを試した時期もあった)そんなことはありません。

ドイツのクラリネット奏者、カールライスター氏はバンドレンV21の2 1/2か3を使っているそうです。音を聞くとびっくりすると思います…!

 

どのメーカーがおすすめ?

 

リードに関して、いちばんよく聞かれる質問です。
正直に言うと、どれでもいいです。笑

答えられない、というのも本音です。
楽器やマウスピース、リガチャーとの相性もあるので、これがおすすめ!と手放しでアドバイスできることではないのです。

一番大切なのは、自分はどういう音を出したいのか、イメージをはっきりと持っていること。そうするとどのメーカーのリードを使ったらいいのか、探しやすくなります。

各メーカーさん、見やすい表を出しているのでこちらをご参考にどうぞ。

Vandoren バンドレン

D’Addario ダダリオ

 

ちなみに私は現在、

バンドレン
・V21

ダダリオ
・レゼルブクラシック
・グランドコンサートエヴォリューション(アンファイルド)

どれも3番(ときどき3 1/2) を使っています。

使用楽器はクランポンのフェスティバル、マウスピースはB40、リガチャーはウッドストーンのスタンダードモデル、ブラッシュドサテンゴールドです。

お気に入りはバンドレンのV21かなー!

 

気をつけたいリードの取り扱い方・保管方法

 

リードはみなさんご存知の通りとても薄く、特に先端は欠けやすいです。うっかりひっかけて、「いいリードだったのに…!」なんてこともありますよね(泣)

楽器を組み立てた状態で持ち歩く時はキャップをつけること。机の上に置いておく時など、演奏する時以外はつけておきましょう。

まつり
それでもリードが欠けたら捨てること!!!

また、午前も午後もやる休日などの長時間の練習の際、ずっと同じリードで練習するのもやめましょう。特に新しいリードはこまめにローテーションして使ってくださいね。

演奏し終わった後、リードは一枚一枚プラスチックケースに入れるか、リードケースといって10枚〜20枚程度並べて入れられるケースがあります。

口に入れるものなので清潔に保ちましょう。吹き終わった後はハンドタオルやハンカチなどでそっと水分をとってからケースにしまってください。

リードケースは一枚ずつ分かれて入れるもの(プラスチック製のケースに多い)より、ガラス板がひいてあるものの方がよいです。

すぐに楽器をしまって移動しなくていい時や、家で練習している時はリードケースの上に置いて乾燥させてからしまっています。

 

撃退!真っ黒リード

 

吹奏楽部だとよく真っ黒なリードを吹いている子を見ます。その状態で口に入れるの嫌じゃないの?!ってくらいの…ひゃぁぁおそろしや…

・楽器を吹く前に、特に食後は歯磨き・うがいなどをし、口を清潔にしてから楽器を演奏する

・リップクリームは拭き取っておく

・練習の水分補給はお水かお茶(ミルクティーとかはダメよ笑)

・黒ずんできたら流水でさっと表面を流す(ごしごしこすったりしない)、水分はそっと、必ず拭き取る

で解決できるかと思います。

 

必ずリードは個人で買う

 

よく、リードはまとめて買ってそれを共有している学校も時々あります。何年も使われてへたって鳴りがよくないリードでいくら練習しても上手にはなりません。

仮入部や部活体験の時はしょうがないですが、リードは必ず個人で買いましょう。

衛生的ではないですし、個人によって合うリードも違います。積極的に様々なメーカーのリードを試してみることも、自分の求める音はどんなものなのか向き合うきっかけにもなると思います。

たくさんの種類を買うのが大変だったら、友達と、違う種類をそれぞれ買って、半分ずつ交換してもいいですね♪

 

リードに関するお悩み、募集します

 

ここに書ききれないくらいリードに関してお伝えしたいことがあるのですが(追ってまた記事にしますね)、まずはみなさんのお悩みから書いていけたらと思っています!

個人的なお悩みにお答えするのは難しいですが、「あー!これ!きっとみんなも困ってるよね!」的なことをピックアップして書けたらなぁと。

私のLINE@、もしくはTwitterのDM、お問い合わせフォームからぜひメッセージしてください!

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