アンサンブル演奏をする、その前に取り組みたいこと

こんばんは。クラリネット奏者の安藤綾花です。

前回のブログ「アンサンブルコンテストで疑問に思うこと」をたくさんの方が読んで下さっているようです。どうもありがとうございます。

私のブログを読んで、改めて自分たちの演奏を見直してみたり、プロの演奏会に足を運んでみたり、レッスンを受けてみるきっかけになれば嬉しいです。

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アンサンブルをする時「まずはじめに」取り組みたいこと

さて、秋はアンサンブルコンテストの曲をレッスンしてほしいとお願いされることが多いのですが、はじめの1、2回のレッスンではどんな学校・編成でもアドバイスすることはほとんど同じでした…!

なので、前回のブログの続編として、アンサンブル(室内楽)をする時、「まずはじめに」と思うことを今日は書きたいと思います。編成など関係なく、ぜひ取り組んでみてください!

 

スコアを用意する

グループで一冊ではなく、一人一冊持っておきましょう。

もちろん持っておくだけではなく(笑)

同じメロディー、同じ動きをしている人は誰なのか、この場面のメロディはどの楽器なのか、どうやってリズムが組み合わさっているか…など他の人のパート譜を覗きこまなくても、スコアを見ればすぐに分かります。

ハーモニーの練習をする時も便利ですね。全体像を把握することはとても大事!

 

楽譜をよむ

意外と見落としがちなのが、テンポ表記楽語の意味

CDなどで音源を聴くことはとてもよいことなのですが「CDで聴いたテンポや強弱」をそのまま採用している生徒も多かったです。

「なぜこのテンポで演奏したの?」「なぜここで遅くしたの?クレッシェンドしたの?」などと質問すると「CDでそうやっていたから…」という答えもありました。

聴き覚えに頼らず、まず、自分たちで楽譜をよむこと

アーティキレーション、強弱、見落としてませんか…?分からない楽語、そのままにしてませんか?

以前、指揮者の下野先生の講義を受ける機会がありまして、「楽譜の下に書いてある外国の出版社、これどこにあるか知ってる?」と質問を受けてぎくりとしたことがあります。

楽譜に書いてあることは全てわかっているべきだよ、というお言葉がずっと胸に残っています。

 

楽譜をよむ、その後

楽譜を正しくよめていても、それが実際の音になって表れているかどうか?というところが一番重要です。

アクセントしている「つもり」、クレッシェンドしている「つもり」、という生徒さんが多く見られます。本当にアクセントがついているように、クレッシェンドしているように「客観的に聞こえる」のか、もう一度楽譜をよんで練習してみて下さい。

…って言うのは簡単なんですが、実際にやるのが難しいんですよね~、はい、わかってます…(笑)

この時にスコアをよむのも重要。

例えば、自分にはメゾピアノと書いてあって、他の人たちはピアノ。でも自分が他の人たちよりも小さく吹きすぎていると、楽譜に書いてあることは実現されていないですよね。

「楽譜に書いてあることが本当に実現出来ている(音として表れている)かな…?」と少しだけ疑いの心を持つといいますか、客観的な耳を持つことが重要です。

 

他の楽器を知る

おすすめなのは一緒に出来る基礎練習をアンサンブルのメンバー全員でしてみることです。

シンプルな基礎練習で良いので、ロングトーンやスケール、タンギング練習など。

ロングトーン一つの音をとっても、その音はクラリネットにとっては低い音域なのか、ホルンにとっては高い音域なのか。

音程が下がりやすかったり、鳴りにくかったり、楽器によって事情があると思いますが、木管五重奏や、金管八重奏などの違う楽器で組む編成は「他の楽器を知る」ことは特に重要だと思います。

同じリード楽器同士でも、オーボエとクラリネット、発音の仕方がだいぶ変わります。

どんな風に違うのか?を知ることは合わせることの第一歩

 

「まずはじめに」、程度だとこんなところでしょうか。

こうして書いてみると、結局、アンサンブル演奏をするということに特化した内容ではなく、吹奏楽、オーケストラで演奏する時も気をつけてほしいなと思っていることでもあります。

前回のブログで室内楽をやるときに指揮者はいない、と書きましたが、私の所属している20人小編成吹奏楽団の「小江戸ウインドアンサンブル」も指揮者はいません!

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50人以上の大編成吹奏楽でも、指揮者なしで全編演奏するというコンサートを開催したこともあります。しかも指揮者がいても難しいような難曲を…(笑)

コンサートマスターが後列にも見えるように大きな動きで楽器を振って合図することはありますが、不自然ではないんですよね。

自然か、不自然かなんて分からない…!と思ったら演奏している姿を動画に撮ってみるのもおすすめです。

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