パート練習はみんなで上手くなるための作戦会議




こんにちは。クラリネット奏者のまつり(@matsuricoffee)です。

吹奏楽部の熱いアツい夏が続いています。

先日は中学校のクラリネットパートへ。
普段行っているパート練習を、実際にやって見せてもらいました。私が聴いていることもあってなのか、パート練習を進めていくことに少し戸惑っている様子。

練習を進めるパートリーダーの子は「ちゃんと何か言わなきゃ…!」と思って「××に気をつけて下さい」と注意をしてくれるんだけど、それに対して他の子達は「はい」と返事し、もう一度やってみる。

でも、あれ?さっきとまるで変わってないような…?

注意して満足、返事して満足。になっていませんか?

「音程に気をつけてください」「はい!」これでうまくなるのならば、魔法です(笑)

中高生のパート練習は「進めることに精一杯で、内容に目を向けられてない」ことが多いです。ですが、しっかり計画的に!と言いたいわけでもありません。

いいじゃない?うまく進められなくても。

パートリーダーのあなた、「しっかりやらなきゃ!」と、必要以上に責任感を感じていませんか?もしくは「うまく進められなくてどうしよう…」と思っていませんか?

パートのみんなでお話ししながら進めてみるのはどう?と、私は提案したいです。

例えば「気をつける」と言っても、実際どんなところに気をつければいいのでしょう?

息の使い方?
息を早くしてみる?ねぇねぇ、ブレスってどんな風に吸ってる?
その前に全員じゃなくて2人だけでやってみようか。
今の音、他のみんなは聞いていてどんな風に思った?本当に合ってたかな?どうかな?
じゃぁこのテンポで出来る?やってみようか…!

さっきと比べてどうかな?このやり方で効果ありそう?
もう一回やってみる?違う方法も試してみる?

などなど、みんなで会話しながら進めれば、うまくいきそうな気がしませんか?

仲間たちでアイディアを出し合う作戦会議

パート練習でよく見るのが「先輩から後輩に注意する」という光景。
(私も中学生の時は実際そんな練習ばかりしていた気がします…。高校生の時はこんな練習をして先輩後輩関係なく、練習をしていました→「パート練習でも個人練習でもない、ペア練のススメ」)

先輩後輩の関係ももちろん大切だけど、一緒にひとつの音楽を作り上げる1人1人のプレイヤーであり、仲間であることを忘れないでほしいなぁと思います。

だから、こんな練習はどうですか?って先輩後輩関係なく提案しあうのが上達のコツ。

特に同じ楽器同士、同じ譜面と向き合うわけですし、似ている壁にぶつかることも多いと思います。
それに対して「今回は作戦Aでいきましょうか」「フォーメーションはどうしますか?」「仲間が困っているぞ!助けてあげよう!」「こんな必殺技がありました!」みたいな作戦会議だと思えば、わくわく、より楽しくなりませんか?

パートリーダーもどこへ行けばいいのかわからないのに「こっちに来い!」と決めずに、「あっちへ行ってみるのはどうかなぁ?」「どう思う?」と投げかけて大丈夫です。仲間ですもん。

パート練習の目的は、パート練習をうまくやることではなく、楽器がうまくなること

仕切ることが上手くいかなくてもみんなで相談しながら進めていけばいいし、せっかくの練習なのでいろんなことを試してみてほしいなと思います。

パート練習はみんなで上手くなるための作戦会議。

楽器を吹くことが上手くなればいいので、パート練習を進めることが上手にならなくても大丈夫。みんなでわくわくと話し合いながら作戦会議してみましょう。




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