この記事では、私が使用しているマイクについてご紹介します。
【ステージ用】
クラシックのステージでは個人的にマイクを使用する機会はありませんが(収録で立てていただくことはありますが)、バンドと一緒に演奏したり、私の所属している、ポップスを演奏するクラリネットカルテットCLASHのステージでは、クラリネットに取り付けるマイクを使用して演奏します。
私が使用しているのはこちら。
▶《audio-technica コンデンサーマイク ATM350W 楽器収音用/木管楽器/フルート/クラリネット》
管体に巻きつけるベルトが付属されています。ベルの先につけるクリップタイプもありますが、クラリネットの機種によってベルの形状が違うので、上手く挟めずすぐに落ちてしまうことも…。クリップの方が取り外しが便利なのですが、演奏中の事故を避けたいので、ベルトタイプにしました。
また、最近購入したのがこちらのピエゾマイク。
▶《Clarinet Microphone Nalbantov NCM 8X SC set》
ピエゾマイクとは、物体の振動を直接拾うタイプのマイクです。楽器に直接触れている必要があるのですが、クラリネットのピエゾマイクはなんとバレルに穴を開けて付けるようになっています!
バレルが付属しているセットを購入しましたが、穴を開けるためにドリルのビット(先端)がついているので、自分のバレルに穴を開けることもできるようです…(怖くてできない)
音質はかなりベタっとした印象になりますが、大きな野外ステージや、大編成の中で演奏するとき、かなりぱきっとしたサウンドが欲しい時に役立ちそうだなと思っています。まだ実際のステージでは試していないので、実践できた際には追記します!ハウリングに強いそうなので期待大です。
また、クラリネットに直接つけるタイプではなく、空間の音を録りたい時に使用しているのは
▶《ZOOM ズーム リニアPCM/ICハンディレコーダー マイク交換型 ポータブルレコーディング H6》
下の動画では一番上に書いたオーディオテクニカのマイクとZOOM H6で録った音を合わせてミキシングしていただきました。
ピエゾマイクは主に中東のクラリネット奏者に使われているようです。
【宅録用】
家でレコーディングする時に使用しているマイクはこちら。
▶《AKG C214 コンデンサーマイク 正規輸入品》
上位機種であるC414の特性を引き継ぎ、クリアでスムースな音質。マイキング(マイクの位置)を試して高音の拾い方を気を付けた方がよいです。
ちなみにマイクだけあっても録音はできず、
・オーディオインターフェイス
・マイクとインターフェイスをつなぐケーブル
・DAWソフトが入ったパソコン
が必要になります。
私は上のマイクにSteinbergのUR22Cというオーディオインターフェイスを使っています。オーディオインターフェイスにDAWソフト(この機種はCubase AI)が付属しています。
私の持っている機種ではないですが、セット販売もされています。
▶《【セット買い】AKG C214 コンデンサーマイク 正規輸入品 & Steinberg スタインバーグ 2×2 USB2.0 24bit/192kHz オーディオインターフェース UR22mkII》
クラリネットが演奏する音楽ジャンルの特性上、マイクを使用して演奏するシーンはあまり多くないように思います。私が購入する際にも色々調べましたが、情報が少なかったので、このブログがどなたかの役に立つといいなと思います。
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