minimum LIVE track.1 “When it blooms”

終わりよければすべてよし、とよく言うけれど、コーヒーの抽出においてそれはあまり通用しない。

甘みや酸味をバランスよく引き出すにははじめの数投がとても大事なのだ。抽出の終わりでどうにか頑張っても、ただ苦味と渋さが増してしまうだけ。だから、コーヒーを淹れるとき、お湯が粉に触れる瞬間はいつもどきどきする。どきどきするし、わくわくだってする。今日はどんな風に淹れられるかなと考えながら、お湯でひらいた香りを吸い込む。

なにかのはじまりだって、きっと終わりと同じくらい大切だ。何かを手放さなくちゃいけなかったかもしれないし、おそるおそる始めてみたのかもしれない。自信を持って振った一手だったらかっこいいし、長い冬が過ぎ去るのを待っていた人もいるだろう。

When it blooms. コーヒー粉がふくらみ、香りを放つとき。花ひらき、かがやくとき。はじまりよければ全てうまくいく、かもしれない。その瞬間を、どうか一緒に。

minimum LIVE Track.1 “When it blooms”
– Clarinet with loop station solo performance –

2021.12.4 Sat. 7:00pm start
Half moon hall(下北沢)

Door: 3.500 yen(→会場席ご予約
Stream: 3.000 yen(→配信チケットご購入

Clarinet with loop station & MPC: matsuri

「旅と音楽とコーヒーと。あなたのそばに私のクラリネットの音色を」をコンセプトに演奏・創作活動をするクラリネット奏者。世界中の美味しいコーヒーを求めて旅をするコーヒートラベラー。

東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。クラリネットを柳瀬芳仁、伊藤寛隆、十亀正司、濱崎由紀の各氏に、ジャズクラリネットを谷口英治氏に師事。アメリカはボストンのBerklee音楽大学Summer program 2015に参加。

CDやTVドラマ、ゲーム音楽のレコーディングワーク、舞台の劇伴演奏、ライブ活動等、ジャンルを越え多岐に渡る演奏活動を行っている。ポップエンターテインメントグループ「CLASH」メンバー。

コーヒーと音楽をマリアージュするライブ企画をライフワークとしており、旅をして見つけた美味しいコーヒーを提供するポップアップカフェを開催、その中で自身がバリスタをしライブ演奏をしたり、バリスタを招いたコンサート等を行う。

2018年アメリカはシアトルにて自身の単独公演 “Sound of Summer” 2公演を敢行。CLASHの台湾公演をオーガナイズ、ニ夜連続でライブを開催するなど、世界へ視野を拡げ、演奏活動を行う。

2021年春よりソロアーティスト活動により力を入れ、活動名をmatsuriとする。これまでクラリネットでは演奏されることが少なかったが自身の音楽のルーツでもあるポップミュージックを、ループステーションを用いて表現する。2021年9月日本最大級のフェスSUPERSONIC特別ステージに出演。

Twitter @matsuricoffee
Instagram @matsurimusic

2021年6月に行った、ルーパーを用いたクラリネットライブの様子です。
ルーパーって何?という方はぜひ見てみてください!

【注意事項】
・新型コロナウイルス感染状況により、公演の内容や日程の変更・中止の場合がございます。予めご了承ください。
・会場は土足不可です。エントランスにて靴を脱いで上がっていただきます。
・地下の会場へは階段を使用するため、車椅子のお客様はご来場いただけません。ご了承ください。

お問い合わせはmatsuricoffee@gmail.comまでお気軽にどうぞ。