本当に「出来る」と信じてる?

Play_Guitar_on_the_street

夏に向けて吹奏楽部のパートレッスン、合奏レッスンも増えてきました。

今日は合奏指導をしている母校のレッスン。

来月ホール練習をする予定なのですが、せっかくホールでやるならミニコンサートを開きたいと言って(自分たちで発案してたの。素晴らしい!)コンクールで取り組む曲以外にも何曲か用意しています。

でも、なんとなく音が並んでいるだけ、アーティキュレーションもリズムも甘い、「だらだら」という言葉がぴったりな演奏。

しかも、何か所か取り出して練習してみても、ただ反復練習するだけといいますか、アドバイスに対して「絶対に出来るようにしてやる!」という気持ちが見えませんでした。

「ま、こんな感じでしょ」くらいで吹いているんだろうな、というのが見えてきてなんだか悲しくなりました。

 

怖いもの知らずでもいい

私が中学生の頃、レッスンで恩師が「今の音!プロよりもいい音してるよ!」って褒めて下さったことがありました。

「でもね、プロっていうのはそれが100発100中で出るんだよ、出せるように練習しているんだよ。だからプロなんだよ」と仰っていたことをずっと覚えていて。

そう褒めてもらったことがすごく嬉しかったし、中学生ながらに、じゃあプロの人みたいになってやる!と思ったことも覚えています。

中学3年生の頃にすっごい難しいクラリネットソロのある曲をコンクールの自由曲として取り上げたんですが、できないと思わなかった。謎の自信(笑)

幼すぎて怖いもの知らずだったこともありますが、「絶対に出来る!」と思っていたのがよかったんじゃないかと今になっても思います。「出来るようにしてやる!」って負けず嫌いな私。出来ないって選択肢はありませんでした。

 

生徒が絶対に出来ると信じる

先日小学生を教えていた時、こうしてみたら?という私のアドバイスを聞くより先に「出来ない!」の言葉。

「じゃぁこれは?」「出来ない!」「ここだけやってみようか」「出来ない!」

と、やろうともしないことがあって、とても悲しくなりました。

出来ないことが悲しいんじゃなくて、私は生徒たちに出来るようになってほしい、絶対に出来ると信じているのに、本人が出来ない!と思いながら練習していてもそれは絶対に出来るはずがないですよね…。

(でも小学生の子は、出来ないことがすごく悔しくて気持ち的にヤケになっているだけで「××ちゃんなら出来るよ~!先生知ってるもん」と言うと、すぐに出来るようになりました。小学生は気持ちを上手に向かせてあげることが難しい…笑)

指導する側はできないことをつつくような指導ではなく、こうなっているよ、と気づかせてあげて、それを出来るように、様々な選択肢を挙げ、応援する姿勢でありたいと私は思っています。

 

本当に「出来る」と、自分を信じているか

記事のはじめに書いた中学生たち、「この程度でいいじゃん」って思っていることにすごく悲しいというか、腹が立ちました。

アドバイスしたことに対して本気でやろうと思っていないというか。今は出来なくてもいいや、これから何回かやって出来るようになればいいや。みたいな。そんなんじゃ一生経っても出来ないから…!!!

まず自分で自分の事を信じてほしいなって思います。そして、絶対出来る、今すぐにでも出来るようにしてやる!って思うこと。

私は小学生でも大人の生徒さんでも、この程度でいっかって思いたくないし、思ったことないし、信じてレッスンしたいです。

少しでも出来るようになったらばんざい!して、今の超よかったー!ね!!ね!!って言いまくっちゃうくらい嬉しいもん!絶対なんでも出来る!!!

 

母校の子たちには、吹奏楽部用のノートを一冊作ってもらってそれに全部書くように言ってるんだけど、私も実はノートを持っていて今日合奏した内容とか、次にやりたいこととか全部メモするようにしています。もっとどうやって言ってあげたらいいのか、どう練習を進めていけばいいのか、まだまだ勉強中です。

(お仕事用ノートなので、他にも曲やライブのアイディアとか、コンサートの反省点とか全部書いてるから落としたらめっちゃ恥ずかしい…笑)

ずっと言ってるけど、その一言できらっとバンドの音が変わる、恩師のようになりたいです。先生もがんばります!

夜中にちょっと暑苦しい記事を書いてしまいました。

指導する側ではなく演奏する側の私に対しての自戒も込めた記事でした。

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