クラシックもジャズもぴったりな秋に聴きたい、まつり的クラリネット曲選

クラリネットには秋がぴったり!と思っているのは私だけでしょうか?

渋くちょっと大人な音色や、甘く柔らかい音色。

そんな表情を持つクラリネットは、四季の他の季節よりも秋が合うなぁと感じているので、この季節はどんな曲を吹こうかな、と選ぶのも楽しいのです。

クラシックを長年勉強し現在はポップスやジャズも演奏する、わたくし安藤綾花が勝手に「秋に聴きたいクラリネットの名曲」を厳選してご紹介したいと思います!

ヨハネス・ブラームス作曲「クラリネット五重奏曲 ロ短調 作品115」

「クラリネット五重奏曲」というのはクラリネットが5人いるわけではなく、クラリネット1人+弦楽四重奏(ヴァイオリン・ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ)4人の、五重奏という編成です。

ブラームスは晩年にクラリネットのための曲を多く書いています。クラリネットソナタや、クラリネット三重奏曲、五重奏曲ももう一曲残しています。

ブラームス自身はこの五重奏曲よりも三重奏曲の方が好きだったようですが(笑)私はこの五重奏曲が大好きです。

ロ短調、というと暗い曲をイメージしがちですが、冒頭を聞くと、なんだかあたたかな光が差し込んでいるよう。ですが、まるで秋の空のようにすぐに移ろいゆくのです。

クラリネット演奏:カール・ライスター

今ではクラシックの曲を聴く比重が少なくなった私ですが、この五重奏曲は秋の夜長に、聴きたくなります。

マックス・ブルッフ作曲「8つの小品 作品83」

もう一曲、クラシックから。

まるで恋人同士かのように、寄り添い調和しながらも足りないところを補っている気がする、クラリネットとヴィオラの音色。大学時代、大切な試験でも取り組んだ、大好きな曲です。

1曲目から切ない。現代的に言うとエモいというやつなのでしょうか…そう思って聴いてみてください。

もちろん調性のある音楽ではあるのですが、全体的に短調と長調の間で揺れていて、それが、クラリネットの明るくもどこか陰りのある音色にぴったりだなぁと思っています。

聴きながらこのブログを書いているのですが、美しくて書く手が止まります。

クラリネット演奏:ヴァルター・ブイケンス

ジョゼフ・コスマ作曲「Autumn Leaves」

秋に聴きたい曲、ということで題名からしてなんとも安直な発想(笑)と思われそうですが、Buddy Defrancoが演奏しているこのアレンジが、めちゃくちゃ素敵なのですー!

クラリネット演奏:バディ・デフランコ

クラリネットのために書かれた曲ではありませんが、もともとシャンソンの曲で、今ではジャズのスタンダードナンバーとしていろんなアレンジで演奏されています。アップテンポで演奏されることも多いのですが、私はこのくらいのスロウなテンポで演奏するのがお気に入り。

いやぁ、この渋い音色、心に沁みますね、、

マイケル・ロウェンスタン / Sway

次にご紹介するのはアルバムまるまる一枚。
バスクラリネット奏者 Michael Lowensternの「Sway」というタイトルのアルバム。

もちろんアルバム全編バスクラリネット。
この方のバスクラの音、エッヂが利いててかっこいい!大好きなんです。

アルバムの曲は「ジャズ」とは定義できないもので、ファンクだったり、電子音楽ぽかったり、民族音楽を思わせるコーラスも入ってたりして挑戦的。

いろいろおもしろいことしてるんです。

多重録音の動画シリーズ、かわいくてめっちゃうまくてお気に入り!

itunesはこちら「Sway / Michael Lowenstern

2曲目、7曲目なんかは秋晴れの空の下、ドライブしながら聴きたいな〜♪

 

 

季節ごとに感じる空気、においも気温も違うし、それに合わせて着るものを選んだり、食を楽しんだり、どこかへ行ってみたりすると思うのですが、それと同じように音楽も選んでみたら、きっと楽しくなると思います♪

特に秋はクラリネット!(笑)ぜひぜひ聴いてみてくださいね♪

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